ランドカジノでもオンラインカジノでも、店側にとってはスロットが一番大きな収入源と言っていいでしょう。
およそ売り上げの80%近くを占めると言われています。

なんといっても誰でも簡単に遊べること、少額でも遊べること、一発逆転の夢があること・・・などが人気の秘密でしょうか。

映画などでも、スロットで大当たりして派手な演出でコインをじゃらじゃら吐き出してプレイヤーが仰天しているシーンをよく見かけますね。
夢はありますよね!

スロットの歴史

興味深いスロットの歴史

スロットの種類

オンラインカジノのスロットの種類について

スロット攻略法

スロットの技術的な攻略法はありませんが、ボーナスを活用しましょう

スロットの歴史

カジノの人気ゲーム「スロット」の歴史的初代機といわれるのがこのマシンです。

スロットの歴史的マシーン「Liberty_bell」
リバティ・ベル

1899年、アメリカ合衆国においてドイツ移民の「チャールズ・フェイ」が制作した「リバティ・ベル」です。

1890年代初めに、複数のリールを使って停止した図柄の組み合わせでポーカーの役をつくるマシンはあったものの、現在のスロットのように出来た役を自動的に判定し、支払いも自動的に行われるマシンはこの「リバティ・ベル」が最初です。
それまでは停止した図柄をいちいち係りが確認して景品を渡していました。

そのためこの「リバティ・ベル」が現在のスロットの原型とされています。

当時フェイはこのマシンを販売するのではなく、いろいろな場所に設置しその売り上げを折半するという方式を取っていたため、器械のメカニズムは長い間謎だったようです。

ところが1905年、設置してあった「リバティ・ベル」が盗まれ、その後ミルズ社が「ミルズ・リバティ・ベル」というとてもよく似たマシンを発売し、改良を重ね世界的に広がっていきました。

その後スロットの技術革新は目覚ましく、日本の企業も大きく貢献しています。
1985年、日本のユニバーサル社が「ステッピングモーター」という、リールをコンピュータ制御するマシンをラスベガスに投入し、今では定番となっています。

この技術の採用でスロットのゲーム性は格段に広がりました。
以前はレバーを引いてリールが止まるまで結果がわからなかったのが、現在のマシンでは器械内部で決定した結果をリールで表現することができるわけです。

具体的には、プレイヤーがリールを回転させた時点でRNGと呼ばれる乱数発生回路によって、何かが当たったかまたははずれたか瞬時に決定されます。
そしてその結果の通りにリールが停止する仕組みになっています。

ちなみに日本のパチスロは自分でリールを止めますが、カジノのスロットは自動停止です。
もちろんオンラインカジノのスロットもそうですね。
かといってパチスロはプレイヤーが自由に役を出せるかというとそれはできません。
パチスロの場合、リールを自分で停止させることでいろいろな演出ができるようにしているだけで、器械内部で拾った乱数通りの結果でリールが停止するという点は変わりません。

また、ランドカジノのスロットの多くは実際にドラムのリールが回転していますがオンラインカジノのスロットは当然ながらバーチャルでリールが回っているような映像です。
これらも見た目が違うだけで構造は同じであると考えていいでしょう。

スロットの種類

スロットの種類といっても分け方によっていろいろあると思いますが、ここでは大まかに分けてみました。

◆リールに違い
カジノのスロットを大きく分けると、昔ながらのドラム式スロットとビデオスロットの2つに分けられそうです。
ビデオスロットの場合、実際にリールがあるわけではないため物理的な制限が小さく、豊富な演出で盛り上げることができます。

◆オンラインカジノのスロット
オンラインカジノの場合は当然全てビデオスロットになりますが、見た目をドラム式スロットに見立てた「クラシックスロット」と「ビデオスロット」に分けられます。

クラシックスロット

これはプレイテック社の「マジックスロット」ですが、3リールで有効ラインは1ラインの古典的なスロットです。
スティックを3つ集めると、ボーナスゲームを獲得できます。

ビデオスロット

ネットエント社の「スターバースト」です。
5リール3段の10ペイラインですが、左右どちらからもペイラインが有効というスロットになっています。

◆ジャックポット
スロットを語るのに外せないのが「ジャックポット」です。
スロットの分け方としてジャックポットを搭載しているかいないかで分けることもできます。

ジャックポットもいろいろな種類があり、最近ではスロット以外のゲーム、例えば「ポーカー」や「ルーレット」などにも搭載されている機種もあります。

スロット攻略法

スロットに技術的な攻略法はありません。
完全に運任せで、スキル介在の余地はありません。

しかし押さえておくべきポイントはいくつかあります。

◆MAXベット・フルラインでプレイ
常にMAXベット・フルラインでプレイすべきです。
MAXベット・フルラインでないと払い出しで損をするケースがあります。
ベット金額を抑えるなら1ラインあたりのベット額を小さくしましょう。

◆目的に合わせて台を選ぶ
誰もが勝つことを目的としてプレイするわけですが、その時の気分によって「大勝を狙うぞ」「今日はゆっくり楽しもうかな」などあると思います。
その日の目的に合わせてプレイするスロットを選びましょう。

例えば大きく勝ちを狙っていくならボーナスゲーム搭載の機種とか、現実的ではないかもしれませんがジャックポット搭載の機種を狙うのもいいでしょう。

オンラインカジノの場合だと・・・、

ミリオネラズクラブーインターカジノ

有名なインターカジノの「ミリオネラクラブ」です。
ジャックポッットゲームに進んだ時のドキドキ感は半端ないですね。

ファニーフルーツ ワイルドジャングルカジノ

ゆっくり楽しむなら、払い出しは小さくても小当たりの多い機種を選んでみてもいいでしょう。

この「ファニーフルーツ」はジャックポットも搭載していますが、細かい配当が多く、コイン持ちがいいという印象があります。

◆ボーナスを活用する
ランドカジノにはありませんが、オンラインカジノなら「ボーナス」というおまけがあります。
例えば$100入金すると$100や$50が貰える、というものです。

スロットで勝ちに行くならボーナスをうまく利用した方がいいでしょう。
但しボーナスを利用するとプレイできるゲームに制限がかかったり、引出しに条件がかかりますので注意が必要です。