華やかなイメージのあるルーレット。「カジノの女王」ともいわれています。
ウィールが回転して球が落ちる瞬間のワクワクドキドキ! 
そんなルーレットについて解説します。

ルーレットの歴史

ルーレットの歴史を簡単に紹介しています。

ルーレットのルール・賭け方

ルーレットのルールを説明します。

ルーレット攻略法

ルーレットにも攻略法がある!

ルーレットの歴史

カジノと聞いて「ルーレット」を思い浮かべる人も多いと思います。
なんとなく華やかなイメージがありますよね。
球が落ちる場所を予想するだけの単純なルール。
単純ゆえに多くの人が気軽に楽しめて、賭け方によっては36倍という高配当に人々は熱狂するのかもしれません。

しかしルーレットは意外に奥が深いんです。

ルーレットを制するには、ルーレットのことを知らなければなりません。
ルーレットの歴史から攻略法までしっかり理解して、オンラインカジノのルーレットを攻略しましょう。

ルーレットの歴史は古く、17世紀フランスが発祥と言われています。
その後ヨーロッパ各地に広まっていきました。

一説にはなんとルーレットは、ゲームとして開発されたのではなく、確率計算の道具として数学者らによって発明されたと言われています。
また、ホカ(Hoca)と呼ばれる原型のゲームが存在し、それを原型に変化していったとの説もあります。
お金をベットするテーブルのデザインはあの「人間は考える葦である」と言った「パスカル」が考えたとされています。

ヨールッパで広まったルーレットは、その後パリの警察によって、「公平なギャンブルを推進する」目的でゲームとして導入されたと言われています。

元々ルーレットは0・00と1から36までの38個の数字を使った「アメリカン・タイプ」でしたが、ドイツのカジノ経営者によって00を除いた37個の数字を使った「ヨーロピアン・タイプ」が開発されました。
プレイヤーとしては、ヨーロピアン・タイプの方が勝つ確率が高くなります。

そしてルーレットは、見た目の華やかさから「カジノの女王」と呼ばれ、現在のカジノゲームの中でも最も古いゲームの一つなのです。

ルーレットのルール・賭け方

ルーレットのルールは実にシンプル。
回転盤(ウィール)の中のボールが何番の数字に落ちるかを予測して当てるだけです。
ランドカジノ(実店舗のカジノ)のルーレットで説明します。

ルール

1. ディーラーがウィールを回転させ、その中にボール投げ入れます。
プレイヤーは、そのボールが何番のポケットに落ちるかを予想して、手持ちのチップをテーブルレイアウトの数字またはグループに賭けます。
チップはベルが鳴る(締切り)まで賭けることができます。

2. ボールが落ち「ウィニングナンバー」が決まると、外れたチップは回収され、当たりのチップには配当がつけられます。

テーブルマナー

◆ 他のプレイヤーと同じ場所にチップを置く場合、インサイドベットは重ねて、アウトサイドベットは重ねないように置きます。

◆ 当り番号を示す「マーカー」が置かれている間は、次のBET はできません。配当が付けられるまでチップには触らないようにして下さい。

◆ ベルが鳴り、ディーラーが「No more bets」と言うと締め切られますので、そこからは賭けることが出来ません。

ルーレットの賭け方と配当

インサイド・ベット: 「数字」に直接賭ける方法、または場所
ストレート・アップ・ベット: インサイドベットで、1 つの数字だけに賭けるBET

スプリット・ベット: インサイドベットで、2 つの数字に跨って賭けるBET

ストリート・ベット: インサイドベットで、横に並んだ3 つの数字を纏めて賭けるBET

コーナー・ベット: インサイドベットで、4 つの数字に跨って賭けるBET

ライン・ベット: インサイドベットで、6 つの数字に跨って賭けるBET

ファーストファイブ・ベット: インサイドベットで、「0,00,1,2,3」に跨って賭けるBET

アウトサイド・ベット: 色や列などグループに賭ける方法、または場所
ダズン・ベット: アウトサイドベットで、3 等分された12 個のグループに賭けるBET「1~12」「13~24」「25~36」

コラム・ベット: アウトサイドベットで、縦一列に3 等分された12 個一括りに賭けるBET

イーブンマネー・ベット: アウトサイドベットで、賭け金と同額の配当が得られる賭け方「赤/黒」、「奇数/偶数」、「前半/後半」の部分

ルーレットのタイプ

アメリカンルーレット

0,00,1~36の計38個の数字。ゼロが2種類ある分、還元率が少し低くなっています。ラスベガスやマカオなどでは主流のタイプです。
還元率:94.74%

ヨーロピアンルーレット

0,13~6の計37個の数字。ゼロが1種類なのでアメリカンルーレットよりも還元率が少し高くなります。ヨーロッパのランドカジノでは主流のタイプです。
還元率:97.30%

フレンチルーレット

ヨーロピアンタイプと同じ37個の数字ですが、ルールが少し違います。
ボールが0に落ちた時のルールが特別で2パターンのルールがあります。
・アンプリゾン:例えば黒に$10賭けていたときにボールが0に落ちると、$5が返金され、残りの$5はそのまま黒に賭けた状態で次のゲームが始まります。そのゲームで黒に落ちれば$5は戻ってきます。
・ラパルタージュ:例えば黒に$10賭けていたときにボールが0に落ちると、$5返金され、$5は没収となります。ランドカジノではあまり見かけませんが、オンラインカジノなら遊べます。
還元率:97.30%+α(特別ルールの分若干よくなります)

ルーレット攻略法

ルーレットの攻略法は、「どこにベットするか」がポイントになります。

ルーレットは、アウトサイドベットの「赤黒」や「奇数偶数」「1~18,19~36」の約2分の1の確率に賭けるだけでなく、いろいろな賭け方があります。
ちょっと視点を変えてみます。

シフトベット法

アメリカンルーレットのウィール

回転盤(ウィール)を4つに分けてみましょう。 

こんな感じです。
つまり、ルーレットの確率を4分の1にしようというわけです。
ランドカジノ(マカオなどの実店舗のカジノ)・オンラインカジノのライブゲームでは、ディ-ラーがボールを投げ入れますから、実際にディーラーの狙いをうまく読んでベットしたとしてもボールが弾んで狙いから少しずれてしまい「はずれ」るということが起こります。
しかしこのように4分割して考えればボールが多少弾んでも結果が変わらないわけです。

ある数字を中心にして、その周辺の数字に集中してベットする(シフトベット)方法は、ランドカジノやオンラインカジノのライブゲームでは有効な攻略法です。
もちろん4分割でなく6分割でもいいんですが、ここでは4分割にしてベットする方法を解説します。

<ウィールの区切り方>
ウィールの数字の並びはアメリカンタイプとヨーロピアンタイプでは違っていますので注意が必要です。

アメリカンタイプの場合(語呂合わせで名前が付いています)

「753ゾーン(3~7に挟まれた数字)」・・・3、5、7、15、17、20、22、32、34

「ヨーロッパゾーン(4~8に挟まれた数字)」・・・4、6、8、16、18、19、21、31、33

「0のゾーン(0の両サイド4つずつ)」・・・2、9、11、14、23、26、28、30、35

「00のゾーン(00の両サイド4つずつ)」・・・1、10、12、13、24、25、27、29、36

・ヨーロピアンタイプの場合 (ネイバーとは隣り合わせという意味です)

・ 1のネイバー ⇒ 1、5、9、14、16、20、24、31、33

・11のネイバー ⇒ 6、8、10、11、13、23、27、30、36

・21のネイバー ⇒ 2、4、15、17、19、21、25、32、34

・28のネイバー ⇒ 3、7、12、18、22、26、28、29、35

どのグループにベットするかを決めたら、グループの数字全てにベットします。

<グループの見極め>
ベットする前に、どのグループで責めるかをきめなければなりません。
まずは、ディーラーがボールを投げ出す位置を確認します。
つぎにボールが落ちた位置を確認します。

例えば、「0」でボールが投げ出されて、反対側に落ちたとします。
この場合、「ボールを投げだした位置の反対側にボールが落ちる」という法則を仮定して、ベットするグループを決めます。
あとはこれの繰り返しになります。

このベットの方法は、人間であるディーラーがボールを投げ入れる、という場合に特に有効な方法です。
ただしオンラインカジノのライブゲームでは、客がベットした後にディーラーがボールを投げ入れるので、投げ入れる場所と着地点の関係はみることができません。
それでもカン任せの賭け方よりは戦略的に勝負できますのでおすすめです。

オンラインカジノでルーレットをやるなら、是非とも「ライブルーレット」で!
「ライブルーレット」というのは、オンラインで実際のディーラーとルーレットができるというものです。
ランドカジノでルーレットをやっているのと同じ臨場感が味わえます。
かなり熱くなりますよ。